2016年11月29日火曜日

≪学生限定企画≫KENCHIKUセミナー 第1回 藤村龍至

建築情報サイト「KENCHIKU」を運営する(株)建報社主催の学生向けセミナー『≪学生限定企画≫KENCHIKUセミナー 第1回 藤村龍至』が11月24日(木)、(株)建報社 セミナールームにて行われた。



講師にはRFA主宰・東京藝術大学 准教授の藤村龍至氏をお迎えし、これからの建築界を担っていく学生たちを対象に藤村氏の進行中のプロジェクトや制作する際の思想錯誤の過程など、学生にとって良い刺激となるような内容のセミナーとなった。

藤村龍至氏

会場風景①



会場風景②


講演後の質疑応答では、学生からの質問に正面から向き合い丁寧な説明をいただいた。




学生による質疑応答


今後もKENCHIKUセミナーを開催していく予定。
それ以外のコンペ・イベント情報も「KENCHIKU」をご確認ください。

2016年11月22日火曜日

イタリアの家具メーカー「Arper(アルペール)」ショールームオープン

イタリアの家具メーカー「Arper(アルペール)」が、日本初となるショールームを外苑前に11/17(木)オープンさせた。
Arperは、イタリア北部の都市、トレヴィゾを本拠地として、世界各国のコントラクト、個人宅、オフィスに向けに、デザイナーチェアやソファ、テーブルを製造販売を行っている。家族経営の小さな皮革製造会社からスタートし、現在では、世界の主要都市に11のショールームを構える。
ショールームでは世界的な国際家具見本市ミラノサローネ2016で発表した最新作「Catifa 46(カァティファ 46)」をはじめ、ワーク、ラウンジ、コントラクトモデルの椅子のほか、ソファやテーブル、吸音パネルや装飾品が展示されている。
今後も人気の高いコレクションが続々と登場予定。

2016年11月21日月曜日

「JCDデザインアワード2016」贈賞式、「JCDデザインメッセージ2016」

商環境を中心とする空間デザインの顕彰を目的に、一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD)が主催する「JCDデザインアワード」の贈賞式と受賞者記念講演会「JCDデザインメッセージ2016」が明治記念館にて11/11に行われた。
「JCDデザインアワード」は、商環境を中心とする空間デザインの顕彰を目的として1974年に公募形式ではじめられた、何度かの改変も行うもこれまで毎年開催されてきたアワード。今回の応募総数は528点(内海外応募は107点で年々増加傾向にある)。
今年の大賞はSUPPOSE DESIGN OFFICEの「BOOK AND BED TOKYO」が受賞。
(SUPPOSE DESIGN OFFICEは、昨年大賞が決まらず準大賞が3組となったうちの1組でもあった。)
他30作品が表彰され、審査委員長の橋本夕紀夫氏より各賞受賞者の作品に対しコメントを交えながら賞状とトロフィーが渡された。
また贈賞式後は、「JCDデザインメッセージ2016」が開催され、大賞受賞者のSUPPOSE DESIGN OFFICEの谷尻氏・吉田氏とJCD理事の武石氏、コメンテーターの高橋氏の4氏で、受賞作品についてだけでなく学生時代の話や事務所内での出来事の話などもし、会場を盛り上げた。
すべての受賞作品についてはコチラより。

2016年11月18日金曜日

木のいえ一番振興協会・第1回ミーティング開催

1116日、一般社団法人 木のいえ一番振興協会主催の第1回ミーティングへ。

木のいえ一番振興協会は、内外装に木をふんだんに使った本物の「木のいえ」の普及を目的に、2014年に設立。木が醸しだす情感や年月とともに深まる味わいといった本物の「木のいえ」の普及を目指して活動中。また、木をふんだんに使ったログハウスを“木のいえの頂点”として位置づけ、協会内に「ログハウス部会」を設置。ログハウスでの非日常感あふれる暮らしも訴求している。

本ミーティングでは、「家と暮らし~本質を見つけるために~ 時が映える…WOOD aging,GOOD aging」と題し、日本人のDNAに刻まれた「木」への愛着をキーワードに、「木のいえ」での暮らしの魅力を探求した。

CLT小規模低層住宅や国産材ログハウス、現わし使用の手引きについてなど、協会が取り組んでいる技術情報の紹介のほか、第一線で活躍中の建築家や家具デザイナーをプレゼンターに迎え、プレゼンテーションやトークセッション、懇親会と盛りだくさんのミーティングであった。

 ▲「『木のよさを楽しむ』ことを通して木の家を普及させていきたい」と会長の二木浩三氏。




なお、プレゼンテーションを行なったゲストは下記のとおり。

●家具デザイナー・小泉誠
テーマ:「木をいかす家具と住まい~デザイナーからみた経年の味わい~」


素材には「育つ時間」と「使う時間」がある。何万年もかけて形成される石や鉄、ガラスなどではなく、とりわけ木や紙、布といった人間の寿命と近い素材については、「育つ時間」と「使う時間」の間にある「作る」という作業においてじっくりと時間をかけられることや、手直しができるといった点が変色や変形、腐朽といったメンテナンスの煩わしさをも厭わない「いとおしさ」につながっているのではないかと述べた。


●建築家/BESSチーフデザイナー・山中祐一郎氏。
テーマ:「『住む』より『楽しむ』家づくり~時間と空間~」


自身が手掛けた作品を例に、より豊かな時間を過ごすための空間づくりについて講演。
チーフデザイナーとして携わるログハウスブランドBESSはつくり込みすぎない「ラフさ」や「野暮さ」の残る住宅が心を自在に遊ばせるとの思いを具現化し、今年で30周年。さらに、個人の取り組みとして「軒下」や「縁側」といった失われつつある空間に注目し、内と外とをつなぐ中間空間を取り入れた住宅や、風や光の抜けを意識した外とのつながりを感じられる住宅を多く手掛けている。


●建築家/SPEACパートナー/近畿大学准教授・宮部浩幸氏。
テーマ:「築80年の家、古さを新しい価値に転換する方法」


企画・設計・不動産運営・メディアと多様な形態で「家」と関わる宮部氏。大正時代の建物をリノベーションし、新たな住まい手を見つけるまでの話を取り上げ、「人は穏やかな時間の流れに心地よさを感じるが、とりわけ「木」は穏やかな時間の流れを刻み込んでくれる。古いから壊して新しいものを…、ということではなく、長い年月をかけて変化した状態を味わう楽しみも、木の家の醍醐味のひとつなのでは」と述べた。



最後はファシリテーターに土谷貞雄氏を迎え、プレゼンター3人によるトークセッション。
テーマは「経年変化を提案する~家と暮らしの本質を見つける~」


▲トークセッションのようす

木材だけがもつ「経年変化」の魅力を提案していくにあたって、業界の課題として「ユーザーとプロダクトがつながりの弱さ」を提示。ユーザーのニーズはもちろん、職人や工務店といった作り手のよろこびといった、ボリュームゾーンに埋もれてしまいがちなをことを見つめ直し、大切にすることが求められているのだろう、と締めくくった。

 ▲会場となった風來講堂 1Fエントランスにも木をふんだんに使用したインテリアがずらり。

なお協会では、協会の思い、取組みに賛同される建築・木材関係の事業者・個人の新規会員を募集中。入会方法等は、協会ホームページまで。




【お問い合わせ先】
一般社団法人 木のいえ一番振興協会
150-0045
東京都渋谷区神泉町22-2 神泉風來ビル2F
TEL 03-5790-6360
http://www.kinoie-1ban.or.jp/

2016年11月11日金曜日

東京大学新図書館計画「アカデミック・コモンズ」現場見学会

東京大学本郷キャンパスにて進行中の新図書館計画「アカデミック・コモンズ」現場見学会へ。
本計画は、東京大学が教育と研究のための新たな拠点として、本郷キャンパス総合図書館を大幅に拡充する計画で、図書館前広場の地下に新館を建設し、伝統ある本館は外観を保存したまま内部を全面改修するというもの。
地下にできる新館には約300万冊収容可能な巨大な自動化書庫となる。
この新館は四方を建物に囲われた敷地に、地下約50mを掘って建物をつくるため、まず建物を地上でつくり、それを重さで沈めていくという土木技術の「ニューマチックケーソン工法」で進められた。建物の床下に最初は人、最終的にはロボットが入り、掘削をし建物を沈めていく。
今回の見学会では、「ニューマチックケーソン工法」での工事が終わり建物が支持地盤に着底し、書庫が入る前の巨大な地下空間をみることができた。

設計監修をしている、川添善行氏による計画概要説明。
地下1Fには「ライブラリープラザ」が入り、地下2~4階が「自動化書庫」となる。
いよいよ、現場へ。左手が現存の総合図書館。
現存の総合図書館のエントランスを背に新館を見下ろす。
地下1F「ライブラリープラザ」
仕切りのない円形スペースで、様々な学部から集う人々の活動が何気なく目に入り、声も聞こえるという地の円形劇場となるよう設計されている。
「ライブラリープラザ」イメージ模型のスライド
中央の天井からは、地上からの明かりと噴水の水の揺らぎが差し込む。
地下2F「自動化書庫」
この空間に100万冊の本が保管される。高さは約11mでこの階の下にさらに2フロアある。
本を保管する空間のため、水・湿気には充分に配慮しており、地下躯体外周をジョイント部を全溶接したした厚さ6㎜の止水鋼板で覆い、壁は二重になっている。
朱色の開口部から本が運ばれていく。館内のコンピューターで読みたい本を検索し、指示すると約3分で本が手元に届くシステムになるという。
2015年2月からの現場写真。
新館は2017年、本館の改修工事を含めたすべての計画は2019年に完了予定。

2016年11月10日木曜日

新・家具ブランド「TAIYOU&C.」創設レセプション

デザイナー小林幹也氏が立ち上げた新しい家具ブランド「TAIYOU&C.(タイヨウアンドシィ)」のブランド創設レセプションへ。

「TAIYOU&C.」の家具は、コントラクト向けの木のもの。小林氏が独立する以前、設計事務所で働いていたときから、更に魅力的なコントラクト向けの木の家具が存在すればと思うことがあったり、クライアントからの要望も多かったこともあり、新ブランド「TAIYOU&C.」を立ち上げた。コントラクト向けなので、数多く並べても空間に馴染む形で、スタッキングも出来るデザインとなっている。
ブランド名は、日常の生活では意識することの少ないものの、人間にとって欠かせない“太陽”。そんな“太陽”ように目立つことはなくとも、人々の日々の活動を裏からしっかりと支える存在であるようにと思いから「TAIYOU&C.」と名付けられた。
今回は日本製にこだわった家具の第一弾として、小林幹也氏と倉本仁氏による椅子2種・リチャード・ハッテン氏によるスツール1種・小林幹也氏によるテーブル1種を発表した。(製造は、椅子・スツールは冨士ファニチア、テーブルは匠工芸。)
■ROUND(ラウンド)  design : 小林幹也(コバヤシミキヤ)
■KEYSTONE(キーストーン)  design : 倉本仁(クラモトジン)
■CLOVER3(クローバー3)、CLOVER4(クローバー4)  design : リチャード・ハッテン
11/7~9までの期間、東京ビッグサイトで開催された「IFFT/ ライフスタイルリビング」にての発表。
すでに第2弾の企画も進行しているとのこと。

2016年11月9日水曜日

「第1回 CERAMIC LIFE DESIGN AWARD 2016」表彰式・作品展

神戸財団愛知県立芸術大学の共催によりセラミックデザインをテーマとした新たなコンペティション「第1回 CERAMIC LIFE DESIGN AWARD 2016」表彰式がyamagiwa tokyoにて11/2に開催された。同コンペは、セラミック(陶磁素材)に特化したデザインコンペティションとして、住空間におけるセラミックの可能性や新たな発想を広く全国からビエンナーレで公募し、その活用や普及方法の検討とともに陶磁器関連産業の活性化と人材育成に寄与することを目的としている。
第1回目となった今回の応募作品は223点で、1次審査の書類審査で33作品を選出、2次審査では応募者が制作した作品モデルを審査し、受賞作品が決定した。
●グランプリ
「Knit Light」  佐川 翠里
調湿に優れた多孔質セラミックを使用したブラケットライトの提案で、7種類のユニットを組み合わせて今ある空間に好きな数だけ配置していくことができる照明。
●金賞
「あかりと景色を選ぶ庭」 齋田 武亨
●銀賞
「EARTH」 進藤 篤、前原 良平
「ゆれるあかり、香り」 松宮 佳汰
「MINOMO(ミノモ)」 須田 伸一、衣袋 宏輝 、樋渡 常司 、村山 雄太
●入選
「crack」上野 翔太、上田 陸、村山 昭宏
「INEI TILE -陰影タイル-」影山 友章
「tra fra」川内 隼人
「自然と共鳴する セラミックス空間」川島 祐輔、真銅 恭子
「Ize -イゼ-」坂口 雅弥
「サンゴライト」鈴木 智也、鈴木 圭子
「duck light」塚本 洋介
「musee」平澤 尚子

東京での入賞入選作品展は終了したが、年明け2017年の1/12~16の期間、名古屋にあるyamagiwa nagoyaにて名古屋展が開催予定。