2018年5月21日月曜日

アキュラホーム「キラクノイエ」「AQレジデンス」オープンハウス

木造注文住宅を手掛ける株式会社アキュラホームはアキュラホームグループ創業40周年事業として、”マッシブホルツ”によるフラットスラブを採用した「AQレジデンス」馬込展示場と”暮らしの多様性を叶える住宅”「キラクノイエ」港北展示場を5月19日(土)にグランドオープンした。


▲「AQレジデンス」馬込展示場

▲「キラクノイエ」港北展示場

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AQレジデンス馬込展示場は、建築家・芦原太郎氏(芦原太郎建築事務所)のもとマッシブホルツを採用し、準耐火構造でありながら、木材の露出を可能とした住宅。さらに、各梁部材の寸法に変化を持たせ、天井面の木の存在感を強調している。2階床にマッシブホルツの水平構面を作ることにより、1階には開放的なピロティと多目的室によるマルチスペースを実現している。
本展示場は2015年に誕生した高価格帯ブランド「AQレジデンス」の瀬田展示場に続くモデルとなる。

マッシブホルツとはドイツ語で「木の塊」を意味し、角材などを密に繋げてパネル状の塊を構成し、コンクリートの様にスラブや壁構造として利用するもの。高い耐久性や耐火性が特徴で、高層建築に採用されるなど、近年注目を集めている。

▲柱のないピロティ 天井がマッシブホルツ

▲ガラス壁面が変化する開放的な多目的室
ライフスタイルに合わせて自由に使える多目的室は、特別な構造が実現した、木造住宅では実現しづらかった開放的な大空間に。都心に住みながら外部に開く提案。写真の裏側は壁面緑化を採用し、自然を感じる仕掛けを取っている。


▲緑と共生する潤いに満ちた主寝室
穏やかに自分だけの時を過ごせる主寝室は、室内にいながらでも外の自然を感じられる潤いに満ちた空間。テラスからは水の音が流れ、ハーブやモミジが植えてあり、聴覚・嗅覚・視覚で楽しめる四季の移り変わりや癒しへのこだわりが伺える。


▲テラス

▲主寝室からWICを通じて浴室を見る

▲坪庭は上階ダイニングと繋がる

▲木漏れ日の様に光を取り込むアースキンパネル 
家族が一緒に長く時を過ごす団らんの場であるリビング・ダイニングは、彼方まで見通せる開放感につつまれる特別な場所。3階に位置し、最も明るく外からの視線を柔らかくカットする。


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キラクノイエ港北展示場は、建築家 原田真宏氏・原田麻魚氏(MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO)によって「多様な暮らしの器となる居住空間」をテーマにつくられた、社会やライフスタイルの変化を柔軟かつ快適に取り込む「暮らしの多様性を叶える」家。CLT採用による木質壁構造で、居室内は従来の木造住宅では難しかった開放的でここちよい大空間を、室外との一体感もあわせて演出。

CLTとは、Cross Laminated Timberの略称で、ひき材を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系の新素材で、木の表面をそのまま見せて用いることで木の温かみを感じることができる。構造躯体として堅牢に建物を支えると共に、断熱性や遮音性等の複合的な効果も期待できる新しい構造体。設計の原田氏によると世に鉄やコンクリートが出た時くらいのインパクトのある素材で、これからますます注目されるだろうとのこと。

▲左が新素材のCLT 右が従来の集成材


外部環境を内に呼び込む広い土間。玄関でもあり、自然や地域と連続した開かれた空間にもなる。

▲床下収納になっている

▲CLT材端部 小口が露出



 ▲内部は全面にCLTがそのままの状態で用いられ、温かみある空間


▲A棟小屋裏 三角テントのよう
▲B棟縁側を見る
▲B棟C棟小屋裏へははしごで



『家』はもっと自由でいい。そんな想いから生まれたキラクノイエ。
エコロジーでエコノミーな新素材CLTの採用で開放的な大空間が実現している。このCLTの小屋ともいえる家は週末別荘といった他拠点住居や趣味や副業のためのサードプレイスのような、新しい生活をサポートする。多様な生活の在り方やCLTが、これからどのように普及されていくのか、楽しみである。


詳細は、以下を参照のこと。

「AQレジデンス」馬込展示場:http://www.aqura.co.jp/lp/40th/aqr-magome/
「キラクノイエ」港北展示場:http://www.aqura.co.jp/lp/40th/kohoku/



2018年5月10日木曜日

平田晃久建築設計事務所「ナインアワーズ赤坂」内覧会

東京・赤坂に5/10(木)より開業のカプセルホテル「ナインアワーズ赤坂」の内覧会へ。
ナインアワーズ」は、都心における機能的かつ高品質なトランジットサービスという独自のカテゴリーを目指し、部屋という空間概念を捨て、睡眠とシャワー、身支度の3つの機能に特化してそれぞれの品質を研ぎ澄ませる、という考えのもと開発。宿泊に限らず、24時間お客様の都合に合わせて仮眠やシャワーのみでも利用できるトランジットサービスを提供している。
7号店となる「ナインアワーズ赤坂」の建築・設計は、2018年3月に開業した「ナインアワーズ竹橋」に続き、平田晃久氏(平田晃久建築設計事務所)が担当。開業したのは竹橋が先だが、設計にとりかかったのは赤坂の方が先。1カプセルを細胞あるは粘菌になぞらえ、その小さな粒子がフレキシブルに大小さまざまな敷地や環境に入り込んでゆき、場所の表情を写し取りながらその街の特性とからまりあう。カプセルの変貌自在さを平田氏らしい生物学的な視点で空間化した。サイン&グラフィックデザインを廣村デザイン事務所が手がけ、アドバイザーとして柴田文江氏を起用。
1階には、スペシャリティコーヒーを提供する「GLITCH COFFEE&ROASTERS(グリッチコーヒー&ロースターズ)」を併設。
東京の中心に位置し25以上の坂があるといわれる赤坂。大小さまざまな建築物が立ち並び、古くから繁華街、ビジネス街として栄えている。「その街へ開くようにカプセルが置かれるような空間をつくれないか?」という問いから設計がスタート。安全を保ちつつも閉鎖的なイメージを持つ従来のカプセルホテルの概念を覆し、外の視線を遮りながら、開放的で自然光や周辺の緑を感じることができる明るい空間となっている。
 構造は上下を90度回転させた4つのカプセルで構成される2.4m角のキューブを1単位とし、それをランダムに積むことにより構成。カプセル自体が柱の機能をもち、それ以外の構造体が見えない設計とした。
 カプセルの場所により、見える風景が全く違うのも面白い。平田氏のおすすめは2Fにある“246”のカプセルで、道路との距離が近く、都心でキャンプをしているような感覚を味わえる。(※今のところ、宿泊するカプセルの指定は考えていないとのこと。)
 水廻りは、B1Fで効率的にまとめられた配置。
7/27(金)には8号店となる「ナインアワーズ蒲田」がオープン予定。

2018年5月1日火曜日

森美術館「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」

森美術館は、六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」を2018/4/25()9/17(月・祝日)まで開催。
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展である本企画は、藤森照信氏(建築家・建築史家/東京大学名誉教授)が監修しており、非常に密度が高く高い見応えのある展示が特徴
展示は全部で9つのセクションから構成。
貴重な資料の展示が多数。
原寸大で再現された待庵。
実際に中に入り、見学可能。
齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー
シャルロット・ペリアン《折りたたみ式寝台とクッション》
帝国ホテル旧本館「ライト館」の柱の一部

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森美術館 MORI ART MUSEUM         
所在地:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53
開催期間:2018.4.25.Wed ⇒ 2018.9.17.Mon