2013年5月30日木曜日

ブルースタジオ『さくらアパートメント』内覧会

経堂でブルースタジオ(施工:シグマテック)がリノベーション計画を手がけた賃貸アパート『さくらアパートメント』の内覧会へ。
物件は築38年の2階建てのプレハブ軽量鉄骨アパートで、36㎡の住戸が2戸と24㎡の住戸が4戸の計6戸。設備配管、電気配線はすべて更新、壁天井に断熱材を充鎮。任意での耐震補強も行っている。
コンクリートブロック塀には白い木瓦を貼り付け。 風合いを出すために、あえてきれいにしすぎないよう大工と打ち合わせた上での施工。
この敷地は以前施主の母屋の傍ら松林だったとのことで、エントランスを入った共有部の小径には、その当時の苗木から育ったものが多く植わっている。
1F/36㎡の住戸(二人暮らし+αを想定)
型式軽量鉄骨アパートの工業製品らしさを活かしつつも、クルミの無垢フローリング、キッチンにはパイン材、洗面台にはタモを使うなど数種類の木材を使用し、木の温もりを感じられる住居スペース。
ベットルームとリビングは、天井に付けられた黒いポールを使いカーテンで仕切ることが可能。ベットルームの壁一面は、最初の入居者の希望カラー(ラルフローレンペイントの9色より。デニムやリネンといった布の風合いを出すペインティング技法を用いたもの)にペインティングすることができる。
1F/24㎡の住戸(二人暮らしを想定)※他24㎡の部屋もすべて同じ構成
ベットルームとリビングを仕切るポールに加え、“コの字”に設置されたポールは衣服のハンガーラックとして使用するもの。
2F/36㎡の住戸(二人暮らし+αを想定)
1F/36㎡の住戸とは違い、土間式のキッチンが配置。
建物の雰囲気に合わせ、各住戸の入口に新たに取り付けられたアンティーク調のエントランスライト。
そのほか、まだ取付工事が行われていないが、トイレのペーパーホルダー・タオル掛けは下記写真のものが取付予定。
賃料は7.8万円~12万円で、すでに4部屋は入居者が決定している。

2013年5月23日木曜日

東急ホームズの輸入住宅<ミルクリーク>新商品内覧会

渋谷のこどもの城うらに新しくオープンした「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」に出展する東急ホームズの新商品「Millcreek MASTERS Grace(ミルクリーク マスター・グレイス)」の内覧会へ。
伝統様式で商品展開してきたミルクリークに、革新的なデザイン性と機能を融合させ、インテリアコーディネーターの町田ひろ子氏のプロデュースのもと、“災害に備えながら明るく美しく暮らす”都市型三階建て住宅。

外観は石張りと窓まわりの陰影が重厚な英国の都市型住宅をモチーフにしたデザインで、白い外壁に赤いゼラニウムの花がとても映えている。
組込型防火シャッターと木製サッシを組合せ、防火・防犯性能を確保。
内部に入りウエルカムホール、グレートパーラーと名付けられた2層吹き抜けのリビングへ。英国の高級ファブリックブランド、デザイナーズ・ギルドの商品や英国・欧州のアンティーク家具を用い、伝統的な様式とモダンな要素を取り入れたインテリアデザイン。リビングのラグはバッキンガム宮殿の天井のデザインをモチーフにしたロイヤルコレクションで床はヘリンボーン貼りの無垢フロア。
鏡が高い位置に配置されたり、天井に銀窓からの入る光を反射させ、部屋を明るくする仕組み。
照明は人工衛星のたたみ方で用いられているミウラ折りの照明で、万が一落ちても怪我をしにくい素材。ほかの照明も転倒しやすいフロアスタンド型のものは避け、ブラケット照明を多用している。
ダイニングリビングには食事をしたあとも寛げるように、通常より低めのテーブルを設置。
ダイニングリビングに面して一階の中央に位置するパントリーシェルターは、災害時に命を守る一次避難場所。六面体の鋼製パネルでつくられている強固なシェルターは左の棚には防災用品の食料や水、マットレスが収納でき、右の棚は普段使いのワインセラーを兼ねた食品庫として使用できる多目的なもの。
 二階に上がって子供部屋へ。高校生の女の子を想定した部屋にはシャワールームも設置。床材は世界最大のコルクメーカーであるポルトガル・アモリン社のコルクフローリング(同じものを一階パントリーシェルターにも使用)。
ほか二階には東急ホームズの事業紹介展示スペースとなっている部屋が2部屋あり、これらは都市型ならではの賃貸用のスペースとして活用する想定。賃貸スペースは一階に独立した玄関があり、二階に2部屋、三階に1部屋の計3部屋。
三階の賃貸スペースがこちら。小さいながらも使い勝手のよいミニキッチンはグッドデザイン賞を受賞したもの。
三階のスペースは夫婦二人のプライベートフロアとしていて、バルコニーや8畳弱のウォークイン・フィッティングルームも完備。
ベットルームは、リフレッシュカラーを用いたり、ホテルのバーようのような語らいのスペースを設え寛ぎの空間となっている。刺繍がアクセントの手作りのカーテンもデザイナーズ・ギルドのもの。

もちろんホームエレベーターも完備。内部は真四角ではなく、左右が丸みおびたフォルムになっており、圧迫感が軽減。
内覧会当日にはイギリスよりデザイナーズ・ギルドの社長であるMr.Simon Jeffreys氏もスペシャルゲストとして来日した。
すでに販売は開始しており、展示場にて見学可能。

2013年5月17日金曜日

「HYPER NATURE VOL.2」新作発表展示会

エーディコア・ディバイズ 広尾ショールームにて開催中の白川製紙の和紙織物クロス「HYPER NATURE VOL.2」の新商品展示会へ。今回はクロス単体ではなく、インテリアの中にとけ込んだ商品をお見せできるようにエーディコア・ディバイズのショールームにて展示会を開催。
「HYPER NATURE」は、愛媛県の老舗の和紙製造メーカーである白川製紙が、和紙糸を織って環境に配慮した日本独特の紙織物クロスとして、SOL-styleとともに1年以上の開発期間を経て、2010年から販売している商品。
愛媛の製紙工場、愛知の撚糸工場、京都の織物工場とそれぞれの地域の技術を活かした専門工場で製造をしている。
「HYPER NATURE VOL.2」では、より革新的な「撚り」と「織り」の技術を加え、新たな表情のある新作13種類が展示。
「HYPER NATURE」
展示会は明日5/18まで。

2013年5月13日月曜日

パフ「Christmas Exhibition 2013」

初台にあるパフ本社ショールームにて開催中の「Christmas Exhibition 2013」へ。クリスマスシーンを彩るオーナメントをはじめ、バラエティに富んだディスプレイに最適なアイテムを取り揃えている。

写真左の中世ヨーロッパの貴族のような衣装を身にまとったサルのキャラクターがとてもユニークな“キャサリンズ コレクション”は世界的にも人気のあるもの。
パステルカラーのマカロンやデコレーションケーキのオーナメントもある。デコレーションケーキはボックスになっており、ギフトボックスとしても使用ができる。
パステルカラーのものだけでなくポップなカラーのオーナメント、球体のベーシックなオーナメントもあり、例年ながら種類が豊富。(会場にはカタログも用意されている)
クリスマスのメインキャラクターでもあるサンタクロースの商品もインパクトがある大きな壁掛けからコップやお皿などの食器も。
ドイツ製の手彫りのサンタクロースの置物は木の暖かみの感じられる商品。
その他にもスタンダードなツリーやリース、昨年からも好評のあるLEDのキャンドルなども展示。
会期は5/17までだが、会期終了後も同ショールームにて商品を見ることができる。