2017年11月13日月曜日

「JCDデザインアワード2017」贈賞式、「JCDデザインメッセージ2017」

一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD)が主催する「JCDデザインアワード2017」の贈賞式と受賞者記念講演会「JCDデザインメッセージ2017」が明治記念館にて11/10に行われた。 「JCDデザインアワード」は、商環境を中心とする空間デザインの顕彰を目的として1974年に公募形式ではじめられた、何度かの改変も行うもこれまで毎年開催されてきたアワード。今回の応募総数は618点(内海外応募は109点で年々増加傾向にある)。 今年の大賞は中村竜治建築設計事務所の「JINS 京都寺町通店」が受賞。中村竜治氏は今回を含め、大賞受賞3度目。

受賞作の「JINS 京都寺町通店」は、JINS初となるコンセプトショップで、京都という街の成り立ちから着想をしていき、“変わるものと変わらないもの”というテーマで設計され、オープンしてからも手を加えたり更新しながら、長い間使われるような店舗に考えられた。またメガネをいかに展示するかも考え、置き場のくぼみのディテールまでこだわっている。ところどころに描かれているグラフィックは、TAKAIYAMA inc.の山野英之氏が手がけた。

他25作品が表彰され、審査委員長の橋本夕紀夫氏より各賞受賞者の作品に対しコメントを交えながら賞状とトロフィーが渡された。
「JCDデザインメッセージ2017」では、大賞受賞者の中村氏より作品についてのプレゼンテーション後、渡部隆氏((一社)テンポロジー未来機構代表理事)と審査委員長の橋本氏を含め、3氏で受賞作品や今後の商空間デザインについてトークセッションが繰り広げられた。
すべての受賞作品についてはコチラより。

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