2024年5月17日金曜日

YKK APが「ハーバード大学デザイン大学院」の研究支援を発表

 YKK AP は、この度「ハーバード大学デザイン大学院(以下、GSD)」が日本の黒部と京都で行う実地授業「デザインスタジオ」への支援を行うことを発表した。

この「デザインスタジオ」は、「地方都市の活性化」と「環境問題の先進的取り組み」を題材に、2024 年度 8 月~1月、2025 年度 8 月~1 月の 2 年度にわたって行われるものです。京都議定書誕生の地である「京都」と、その実現モデルである「黒部」にて、GSD の教員と学生による実践的な研究プログラムを予定している。
GSD 学部長のホワイティング教授と YKK AP 会長の堀秀充による調印式

「黒部」では 3,000m 級の立山連峰から水深 1,000m 以上の富山湾まで、高低差 4,000m の地形が生み出すダイナミックな水資源を中心に、農業や工業、風や地下水などの自然エネルギーを活用したローエネルギーな「まちづくり・住まいづくり」の「パッシブタウン」(※)などが研究の対象になる予定だ。

この支援により、YKK グループの環境問題への取り組みを世界に向けて発信し、世界最高峰の教育プログラムをYKK AP の人材育成に活用するとともに、 GSD との接点や人脈を構築する事を目指す。


【GSD デザインスタジオへの支援概要】
支援先 : ハーバード大学デザイン大学院
支援内容: デザインスタジオの活動支援、行政との連携、研究情報の提供と共有
題材 : 「地方都市の活性化」、「環境問題の先進的取組」
対象 : 京都議定書誕生の地「京都」、実現モデルの「黒部」
活動 : 実地授業(教員 2 名、学生 10~12 名)
期間 : 「2024 年 8 月~2025 年 1 月(黒部)」
「2025 年 8 月~2026 年 1 月(京都)」の 2 年間





YKK  AP株式会社    https://www.ykkap.co.jp/
パッシブタウン ウェブサイト: https://www.passivetown.jp/


総合資格 建築系進学情報ポータルサイト「be Architect(ビーアーキテクト)」をオープン

株式会社総合資格は、大学へ進学して建築を学びたい高校生のための進学情報をあつめたポータルサイト『be Architect(ビーアーキテクト)』を2024年5月15日より本格オープンした。

「be Architect(ビーアーキテクト)」は、名称、地域、偏差値などの条件検索が可能な「建築系大学検索」、入試情報、学費、偏差値ランキング、一級建築士合格者数ランキングなどを確認できる「建築学科試験情報」をはじめ、「建築系大学研究室インタビュー」「建設業界で働く先輩たちの声」など、高校生の建築への関心が高まるコンテンツを多数ラインアップしている。

be Architect:https://www.kenchiku-gakka.com/?utm_campaign=pr


toolboxが天井面から換気できる、埋め込み型・天井スリットファンを発売

株式会社TOOLBOXは、建築事務所ホリベアソシエイツと共同開発した「天井スリットファン」を発売した。

天井スリットファンは2022年にtoolboxが行った、建築家が家を設計する時に造作したアイデアを商品化する「SPIN-OFFプロジェクト」から生まれた商品の第一弾で、天井裏に埋め込まれた換気扇に整流板のカバーをつけ、すっきりとした天井から換気が可能な商品となっており、これからのキッチン設計の可能性を広げると同時に、キッチン空間の新しい形を提案したものとなっている。

写真提供:ホリベアソシエイツ 撮影:市川かおり

天井の開口にスチールの曲げ加工された整流板を取り付け、天井にスクエア状のスリットが見えるだけ。奥には、換気扇と点検口が納まっています。なるべくコンパクトな仕上がり寸法を実現すべく、点検口はダクトの接続が出来るギリギリのサイズに。整流板スリットは幅20mmと、見上げた時にスリットの部分から取付ラッチ金物が見えず、カバーを外す際の指掛かりを考慮した寸法となっている。

ホリベアソシエイツは、2010年に竣工した住宅設計で「天井高があまりないけれど、キッチンから見える風景をレンジフードで遮りたくない」という問題に直面した際に、視界を遮らないキッチン空間を設計するにあたって<必要な換気量の計算をして確認申請で認められれば、レンジフードは必ずしもキッチン上につけなくてもいい>という点に着目し、換気扇を天井に埋め込み、天井面をフラットに見せる整流板のカバーをつけることで、料理中の油の混じった煙が一時的にでも部屋中に拡散してしまうことを防ぎつつも見た目を損なわない、新たなキッチン空間を実現した事を契機に、10軒以上の現場で試行錯誤を重ね、toolbox社と共同でさらなる改良を加えて、今回の商品化に至った。

  
製品情報:
本体価格:72,000円(税込)
サイズ:W540×D540×H302(整流板W500×D500)
素材:換気扇スチールシャッターアルミニウム板ケーススチール
仕上:カバー/焼付粉体塗装(N-90 半艶)
重量:換気扇/約5.5kg、カバー:約6kg
付属品:取り付けビス・落下防止ワイヤー・施工説明書


Horibe Associates co., ltd.(ホリベアソシエイツ)
https://horibeassociates.com/

2024年5月16日木曜日

LIXILのエクステリア商品の施工例写真を募集し、優秀な作品を表彰する「LIXILエクステリアコンテスト 2024」開催

株式会社LIXILは、LIXILのエクステリア商品を採用している施工写真を募集し、優秀な作品を表彰する「LIXIL エクステリアコンテスト 2024」を開催する 。

2024年の募集部門は、「ファサード部門」、「ガーデン部門」、「パブリック・まちなみ部門」、「エクステリア リフォーム部門」、そしてエクステリアのある暮らしの中で施主や家族が楽しんでいる写真を応募する「エクステリアと家族の幸せ部門」の計5部門。

2024年は新たにベランダ手すり・コートライン・デッキベランダ仕様を使用した、建物や他の外構とのバランスの取れた作品に贈られる「ウォールエクステリア賞」を追加し、「季節を感じる作品賞」「Best Compact Design賞」、「動画賞」の4つの特別賞を設定。審査は、エクステリアの専門家が審査基準に則り公正に選考を行い、大賞ほか各賞を選出する。

受賞作品は、LIXILホームページやLIXIL公式Instagram、優秀作品集、カタログなどで紹介予定。

実施スケジュール

応募期間:2024年5月20日(月)~7月18日(木)

全国審査:2024年10月末予定

結果発表:2024年11月末予定

HP: https://www.biz-lixil.com/contest/exterior/

応募要項:https://www.biz-lixil.com/contest/exterior/summary/

壁紙ブランド「WhO(フー)」から、アーティストひがしちかによる新柄

 野原グループ株式会社インテリアスタイルユニットは、アーティスト ひがしちかによる新柄24点を発表。日傘作家から近年はアーティストとして新たな活動をスタートさせた同氏による、4年ぶりのリリースとなる。

CREATORS - CHIKA HIGASHI NEW LINEUP

PRICE:¥4,500/m ※税別・送料別

TITLE:降る No.CRCH030~033 /4色展開


TITLE:avision128 No.CRCH0034~037 /4色展開

TITLE:SPRING No.CRCH038~039 /2色展開

TITLE:flower No.CRCH040~043 /4色展開

TITLE:淡い空と海 No.CRCH044~047 /4色展開

TITLE:riga No.CRCH048~053 /6色展開


ひがしちか / アーティスト

1981年、長崎生まれ。絵が好きだった父の影響で幼い頃から絵を描く。文化服装学院卒業後、2010年~2022年まで唯一無二の傘のブランド「Coci la elle(コシラエル)」を展開。独特の色彩感にユーモアを織り交ぜた斬新で詩的な表現で絵を描く。近年は本の装画や執筆なども行う。アトリエは長野県の標高1180mの山奥に構え、自然の中で製作に取り組んでいる。

Instagram : chika.h2023

― 今回のラインナップについて

「今世界では本当に日々心が痛いニュースばかりです。1日で平和な日が訪れるように、、、といつも願っています。私たちができることはごく小さいことですが、自分の周囲に優しくなれたりする平和な気持ち伝播すると思うのです。自分が心地よい空間にいれることの有り難みを感じれる環境を作れたら、、、、と微力ながらそんな気持ちで私自身が安らぐ絵柄、優しさや包容力、自然との調和、平和を願う気持ちという視点で描いています。」


2024年5月15日水曜日

お台場で初の国際芸術祭 「東京お台場トリエンナーレ2025」2025年10月-12月 開催決定!

東京都とお台場トリエンナーレ実行委員会は、2025年10月から12月まで、東京の臨海副都心に位置するお台場エリアにおいて、「東京お台場トリエンナーレ2025」を開催する。

台場公園(第三台場)Photo:イメージマート

 観光地として国内外に広く知られる「お台場」だが、江戸時代末期の鎖国政策終焉の直前には、日本を外国から防衛するための砲台を設営した土地として、現在は臨海副都心としての都市計画により開発され、世界に開かれた東京の玄関口に変容を遂げた。このお台場を舞台に、現代アートを中心とする国際芸術祭を開催する初めての試みとなる。


開催によせて

「東京お台場トリエンナーレ2025」は、水辺の自然に恵まれ、世界に繋がる海の玄関口であるベイエリアを舞台に、来年10月から開催されます。

2025年は、世界陸上やデフリンピックが開催される年です。国内外から多くの方が訪れる特別な時期に、かつて幕末に日本が新しい文化と出会った歴史的なこの場所で、アートを通じて東京にしかない価値や魅力を先鋭的に発信する国際芸術祭を開催することは、東京の芸術文化をさらなる高みへと導くことでしょう。

アートは、街に息吹を与え、その魅力を向上させ、私たち一人ひとりに感動と喜びを与えます。最先端のアートから私たちに投げかけられる未来への問いは、より良い社会づくりや持続可能なまちづくりの原動力となります。            

2025年、どのようなアートに出会えるのか。東京という都市がどんな変貌を遂げていくのか。とても楽しみです。

東京都都知事 小池百合子


開 催 概 要

〇名称 東京お台場トリエンナーレ2025

〇会期 2025年10月―12月 *日程の詳細は今秋発表予定

〇会場 台場公園(第三台場)、フジテレビ本社屋・湾岸スタジオ、日本科学未来館 ほか

〇主催 東京都、一般社団法人お台場トリエンナーレ実行委員会

〇協力 日本科学未来館 ほか 

〇公式WEBサイト&問合せ 今秋開設予定

現場での “撮影分担”を加速させるスマホ型専用機『蔵衛門Pix』の第4世代発売

株式会社ルクレは、工事写真の撮影専用機『蔵衛門Pix』の第4世代を発売した。

『蔵衛門Pix』は、現場で写真を撮るのが慣れていない工事メンバーにも使いやすいように設計された撮影専用端末。第1世代から3年が経ち、すでに『蔵衛門Pix』を使って撮影を分担している企業からの強い要望を受け、第4世代は、多くの工事メンバーに配布しやすい34,800円(税別)という低価格を実現した。

『蔵衛門Pix(KX04)』は、クラウド上で共有された黒板を使って写真を撮るだけ。撮影後はリアルタイムで共有される。トーク(チャット)機能もあり、フィードバックも簡単に行える。また、アカウントの作成も不要なので、面倒な設定は不要。

6.5インチのコンパクトサイズで気軽に持ち運べ、狭い場所での撮影でも活躍。 クラウドに共有された黒板で電子小黒板入りの撮影が簡単にできる。 面倒なユーザー登録、ログインは一切不要。工事参加は『蔵衛門クラウド』が発行するQRコードの読み取りで設定が即完了。 写真は自動アップロードされ、リアルタイムで共有される。工事メンバー間でのトーク(チャット)機能で質問や作業指示・確認がどこにいても素早くできる。 『蔵衛門』のみと繋がるスマホ型専用機なのでセキュリティーも安心

第4世代『蔵衛門Pix』製品ページ: https://www.kuraemon.com/pix/

株式会社ルクレ:https://lecre.jp