2024年5月9日木曜日

建築物の内・外装用アルミパネル「アートテック」のスパンドレルを販売開始 大日本印刷(DNP)

大日本印刷株式会社は、2015年より展開するアートテックの高意匠性・高耐候性はそのままに、より薄く・より軽くしたアルミ製スパンドレル(外壁・内壁や天井に使用する金属化粧板)を開発、2024年4月より販売を開始した。

アートテックのスパンドレルを使用した施工イメージ
近年、意匠性・デザインの価値を高めて建築物の差別化を図りたいというニーズが高まる一方、建築業界では職人が不足しているといった課題がある。高意匠を実現しながら、職人による施工や、設置後のメンテナンスの負荷を軽減したいというニーズに応えるため、アートテックの新たな製品ラインアップとしてスパンドレルを発売。スパンドレルは、従来のアートテックより薄く軽量にすることで、従来製品と比較して約50%の軽量化を実現、施工性とメンテナンス性を高めた。

アートテック:https://livingspace.dnp.co.jp/arttec/

2024年5月8日水曜日

誰でも簡単に照明プランが作れる照明設計ツールCHUBICがリニューアル

aeco light株式会社は、工務店向けの照明設計支援ツール「CHUBIC」を、2024年4月よりリニューアルした。

CHUBICは、照明計画の作成、照度計算、照度分布図の作成までをブラウザから簡単に行える、照明設計支援ツール。ユーザーは平面図をアップロードするだけで、照明器具の配置ごとに照度を自動で計算し、その照度が適切かどうかを色で示してくれる照度計算機能など、従来専門家に外注していた作業を手間なく内製化することを可能にした。

大光、コイズミ、オーデリック、パナソニックの4メーカーを含む、800種類以上の照明器具から選択可能。また、シーリングライト、ダウンライト、スポットライトに加え、新たにペンダントライトの取り扱いも開始。

照明器具WEBカタログには、色指数(光の色温度)と価格でのフィルタリング機能を追加し、商品ごとに詳細な情報を提供する商品カードを導入。これにより、求めている照明器具をより迅速かつ簡単に見つけることが可能となり、照明器具の直接購入が可能となった。

CHUBIC: https://www.chubic.com/


2024年5月7日火曜日

住宅建築賞2024入賞者発表

一般社団法人東京建築士会は「住宅建築賞2024」受賞者を4月24日に発表した。

受賞者は下記の通り。


■住宅建築賞2024 審査結果(応募点数68点)

・入賞5点(内金賞1点)

・審査員:【審査員長】吉村 靖孝 【審査員】大野 博史 倉方 俊輔 中川 エリカ 西沢 大良


<住宅建築賞 金賞>

●窓の庭(千葉県)

・設計者 増田 信吾+大坪 克亘+湯原 彰一(増田信吾+大坪克亘建築設計事務所)/荒木 美香(合同会社Graph Studio)/廣橋 利昭(株式会社広橋工務店)

・建築主 小滝 柊兵+小滝 一寿美

・施工者 株式会社広橋工務店

【建物構造:木造】


<住宅建築賞> (受付順)

●安部邸(埼玉県)

・設計者 針谷 將史(針谷將史建築設計事務所)

・建築主 安部 望

・施工者 株式会社まつもとコーポレーション

【建物構造:鉄骨造】


●残像の家(東京都)

・設計者 向山 裕二+上野 有里紗+笹田 侑志(株式会社ウルトラスタジオ一級建築士事務所)

・建築主 藤村 直輝+藤村 怜子

・施工者 水沢住宅建築株式会社

【建物構造:木造】


●FLASH(神奈川県)

・設計者 湯浅 良介

・建築主 佐藤 裕

・施工者 株式会社安池建築工房

【建物構造:木造・軸組工法】


●Grove(グローブ)(埼玉県)

・設計者 御手洗 龍(株式会社御手洗龍建築設計事務所)

・建築主 株式会社ディー・エヌ・ケー

・施工者 日南鉄構株式会社

【建物構造:鉄骨造】


入賞作品詳細および審査員講評:https://tokyokenchikushikai.or.jp/award/pdf/jk2024.pdf

KOLC+、BIM/CIM属性からの数量算出に対応。集計表をクラウドで作成可能に

株式会社コルクは、BIM/CIM共有クラウド「KOLC+(コルクプラス)」にて、BIM/CIMモデルの属性情報から数量算出が可能となる「BIM属性集計ツール」の提供を開始した。

昨年3月に、KOLC+では「 BIM属性検索ツール 」をリリースしたが、この時点では集計に対応しておらず、検索条件に一致した部材一覧を出力するまでに留まっており、BIM/CIMモデルとの連携が切れてしまうため、算出した数量がどこの部材を拾っているのかを確認するのは困難な状況だった。

今回のアップデートで 集計メソッド(グループ化、合計、件数) に対応したことで、部材の検索から集計までをクラウド上で一気通貫に実施できるようになった。さらに、 BIM/CIMモデルと連動した集計表 を出力できるようになったため、集計表の数量がどこの部材を拾っているのかを3Dビューアで瞬時に確認できるようになった。また、これまで属性の集計作業はハイスペックPCでBIM/CIMソフトウェア(Windows版)を起動して実施するのか一般的でしたが、クラウド完結になったことで、現場のiPadや低スペックPCだけで高速に数量を確認できるようになった。

対応モデル

Autodesk Navisworks

Autodesk Revit

Autodesk Civil3D

IFCフォーマット など


KOLC+(コルクプラス):https://kolcx.com

料金プラン: https://kolcx.com/feature/pricing/


2024年5月2日木曜日

パナソニックグループ 高齢者の転倒に配慮 衝撃吸収フロアー クラウドステージを発売

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は転倒時の衝撃を吸収する新感覚フローリング 衝撃吸収フロアー クラウドステージを2024年5月7日より発売する。

超高齢化社会を支えていくなかで、寿命全体のうち、健康な状態で過ごす期間となる健康寿命の延伸が重要な課題とされる。年齢を重ねるにつれて転びやすくなり、骨折などのけがをしやすくなる。高齢者の転倒は、大腿骨等の骨折や頭部外傷等の大けがにつながりやすく、介護が必要な状態になることもあり、衝撃吸収フロアー「クラウドステージ」は、転倒時における高い衝撃吸収性とフローリングに近い歩行感の両立を実現した。

製品名:衝撃吸収フロアー クラウドステージ

色柄・希望小売価格(セット価格)(税込・工事費別):色柄3柄・858,440円/16平方メートル(※1)

発売日:2024年5月7日

問い合わせ先

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 建築システム事業部 営業戦略企画部

電話:06-6909-7676(代表 受付 9:00~17:30)

製品紹介ページ: https://bit.ly/panasonic_public_069


2024年5月1日水曜日

ハーフェレジャパンが高湿度対応LEDテープライトの販売を開始

 ドイツに本拠を構え、家具建具金物を取り扱うハーフェレジャパンが、浴室やサウナ、岩盤浴やホットヨガスタジオなど高湿度の環境に対応できるライン照明用LEDテープライト「LED1159」の販売を開始した。

国際電気標準会議の定める防水性能を示す保護等級「IP67 ※1」を取得済で、屋根付きのエリアであれば屋外でも使用できる。
※1「IP67」の”6”は防塵性能を示し、その数値は「塵埃の侵入がない」レベル、”7”は、防水性能を示す数値で、「一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」と、いずれも高基準のレベル

【LED1159の主な特長】
・製品寿命:IP67保護等級、70℃の状況下で30,000時間の試験をクリア
・調光が可能
・メンテナンス時の取り外し交換が簡単
・商品の長さは3mと5mの2種類
・62.5mmのカットピッチでお好みの長さにカットして使用可能
・カットタイプなので、設置する箇所の端の方まで光が届く
・ケルビン数(2700Kの電球色・4000Kの昼白色・2200Kの電球色)


施工事例



2024年4月30日火曜日

4/27より開催中 、Park×Art「Playground Becomes Dark Slowly」

東京都が主催し、エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社が制作、運営、PR事務局を務める「Playground Becomes Dark Slowly」が2024年4月27日(土)から5月12日(日)まで日比谷公園にて開催される。花と光に「アート」を掛け合わたインスタレーションで、キュレーターを山峰潤也氏が務め、「公園という都市の隙間の中で変化していく日の光を感じながら、自然への想像力を駆り立てること」をコンセプトに大巻伸嗣氏、永山祐子氏、細井美裕氏ら3名のアーティストによるアート体験を提供。
▲4/26に行われた記者発表にて
右より、東京都生活文化スポーツ局長:古屋留美氏
キュレーター:山峰潤也氏、アンバサダー:西内まりや氏
出展アーティスト:大巻伸嗣氏、永山祐子氏、細井美裕氏

日中は永山祐子氏の「はなのハンモック」を中心としたプレイグラウンド、夜は光を放つ大巻伸嗣氏の「Gravity and Grace」、細井美裕氏がサウンドスケープの視点から日比谷公園の音を収集し、再構築した「余白史」など、一日を通して公園での新たなアート体験を楽しむことができる。
週末には永山祐子氏による「はなの灯籠」に参加できるワークショップイベントを開催。詳細は公式サイトにて。
「はなのハンモック」
花畑の上で寝転がるような体験ができるハンモック。

▲「はなの灯籠」
風船と花を組み合わせた灯篭。日中は色とりどり花が浮かぶ風景、
日が暮れた後は『花と光の群像』を楽しめる。
「Gravity and Grace」
植物や動物の文様で切り取られた大きな壺型のオブジェ。
夜は中から光を放ち、影が公園に浮かび上がる。
▲「余白史」
7箇所の園内スピーカーから園内で収集した様々な音を公開。
開催期間中、園内各所で新たな音の収集も行っている。

会期は2024年5月12日まで。